子どもを寝る気にさせる魔法の声かけ
息子よ。
お主、体力無限なん??
わたくしの顔面見て!
もうシャッタ―閉じかけてますよ!
子どもって自分の限界を知らないですよね~
電池が切れる
その瞬間まで遊んでいたい!
そういうものだと思います
こちらは「もう眠いだろう」と
一生懸命寝かせようとしても
「いやだ!まだ遊ぶ!」
と粘られてしまう…
そんなときに使える声かけをお伝えします。
この声かけが使えると
・子どもも眠りにつきやすくなり
・あなたも体力を削られずに
夜の時間を過ごせるようになります!
知らずに過ごすと
今後も子どもの無限の体力と
その後の夜泣きに向き合う未来に
近づいてしまうので
最後までお付き合いください!
〇事前準備
ポイント1.具体的な数で誘導する
ポイント2.選択肢で誘導する
事前準備
何か言葉で誘導する前に
まずは眠りのムードづくりを
しておくことが大切です
具体的には
テレビを消して
電子機器は触らせないようにします
これらのアイテムは
脳や目に刺激的で
覚醒につながってしまうので
遅くとも寝る1時間前には
バイバイしておきましょう。
(理想は2時間前まで)
そして、
明かりを少し落として
薄暗くしておきます
調光式の照明を使っている方は
少し暗めの設定に
可能であれば色も暖色に
切り替えられるとなおよいです
オンオフしか設定できない照明の場合
一部の照明は消し
一部だけ残すなど調整をしてみてください
ポイント1.具体的な数で誘導する
声かけで大切なポイントの1つめは
具体的な数字を示すことです
子どもにとって
「あとちょっと」や
「もう少し」といった
抽象的な表現はぼんやりして
わかりづらいものです
あとちょっとの捉え方は
人それぞれなので
親にとってあとちょっと
遊ぶのを待ったつもりでも
子どもにとっては
まだまだ遊ぶ時間の認識だったりします
数字が読める年齢の子の場合は
「時計の長い針が12にいったらおしまい」
など、自分でタイムリミットを
確認できるようすることがオススメです
まだ時計を見ることが難しい年齢の場合は
「あと2回やったらおしまいね!」
などと残りの数字で声をかけてあげると有効です。
ポイント2.選択肢で誘導する
声かけの大切なポイントの2つめは
選択肢を提示して選ばせることです
例えば
お友だちのおうちで
「いちごアイスとバニラアイス、どっちにする?」
と聞かれたとします。
すると「どっちがいいかな〜」
と考えてしまいませんか?
お気づきでしょうか?
このとき、実は「アイスを食べない」
という選択肢が脳内で
自然と消されているんです。
選択肢を提示されて問いかけられることで
「アイスを食べる」ということは
前提になって
ついつい「いちごかバニラか」
という選択をするように
なってしまうのです
これを就寝前の声かけにも応用します
「寝る前に最後に遊ぶのは
パズルか積み木か、どっちにする?」
などと声を掛けることで
「これが最後の遊び」という
大前提を自然に受け入れさせることができるのです
寝ることについて本人が納得していないと
歯磨きをしようとしても
寝かしつけようとしても
「ぎゃ〜〜!!いやだ〜〜!!」
と泣いて暴れたり
寝るつもりじゃなかった…とめそめそして
寝つきが悪くなったりするので
自然と本人が納得できるように
誘導してあげてください
「もう寝ないと鬼くるよ!」
というフレーズ、使ってしまいがちなのですが、
こういった言葉は
【脅し言葉】と呼ばれていて
恐怖で支配して寝かせるのは
寝ることへの納得感も薄く
夢見も悪くなる可能性があります
ポイント1.具体的な数で誘導する
ポイント2.選択肢で誘導する
ぜひ上の2つのポイントを参考にしてください!