ウソのよう冷たい子どもの足!!これって大丈夫?
寝ている子どもの
手足を触ったら冷たくて
ビックリしたことありませんか?
・慌てて冷房を弱めたり
・布団をかけたり
・風邪をひかせたら大変…!
と色々心配になりますよね
この記事では
そんなときどうすればいいのか
についてお伝えします
対応を知らないと
子どもにとって寝つきにくい環境に
してしまう可能性があり
夜泣きの原因にもなります
知ることで
子どもの状態を冷静に判断でき
的確な行動がとれるようになるので
最後までみてくださいね!
寝ている子どもの手足が冷たいのは
体温調節機能が未熟なせいです
なるほど!
でも心配になることは
変わりませんよね💦
そんなあなたに
子どもが大丈夫かどうかを
見極めるポイントは
『体幹に近いほうまで
冷え切っていないか?』
ここを抑えて見てください!
冷え切っていなければ
心配することはありません
むしろ暑くしてしまうほうが
子どもにとっては危険があります。
とはいえ
本当に冷えている場合や
病気の兆候だったりする場合もあるので
見分け方や対応
適切な環境の整え方について
話していきます。
子どもには布団ではなく
スリーパーが良い
布団文化の日本では
子どもにも掛け布団をするのが
当たり前の光景に思われるかと思います
実はアメリカでは
子どものベッドに掛け布団は
入れないのが一般的です
それは
・
・
・
防ぐためというのが
最も大きな理由です
特に1歳未満の赤ちゃんに
布団をかけるのは危険です
温めすぎてしまったり
布団で口や鼻が
ふさがってしまったりすることで
リスクが高まるため
1歳未満の赤ちゃんには
布団の代わりにスリーパーを
着せるようにしてください
また、1歳以上の子であっても
子どもって寝相が悪いですよねww
せっかく布団をかけていても
気づいたときには
はだけておなかを出して寝ている…。
なんてこと、あるあるですよね~
でもスリーパーは着るお布団なので
はだけておなかが冷えてしまう
心配がないのです。
寝ている子どもの手足が冷たい理由
子どもの手足が冷たいのには
ちゃんと理由があります
子ども、特に赤ちゃんの頃は
・皮下脂肪が少なく
・皮膚も薄いため
・体の表面から熱が逃げやすい状態です
そのため
体温調節機能が未発達なんです
では赤ちゃんはどのように
体温調節をしているかというと
末端の毛細血管を収縮させて
体内に血液を集めます
そうすると手足が冷たくなります
これが赤ちゃんなりの体温調節です
体温調節機能は2歳くらいまでに
だんだんと整っていくものなので
2歳未満のお子さんの場合は
特に手足が冷たくて
びっくりすることがあるかもしれませんね
温めすぎることのデメリット
寒いから血管が収縮してるんでしょ?
あっためた方がよいのでは?
と思うかもしれません
しかし
「手足が冷たいから温めなくちゃ!」
という考えにちょっと待った!!!
体温調節が未熟な赤ちゃんを
温め過ぎることには
デメリットがあるので
それを理解する必要があります
デメリット①
体温調節機能の発達を邪魔してしまう
必要以上に温め過ぎてしまうと
子どもの体温調節機能の
発達を邪魔してしまいます
寒さにうまく順応できなくなってしまうなどの
弊害が考えられるので
練習だと思って見守ってあげてください
デメリット②
乳幼児突然死症候群のリスク上昇
温め過ぎは体温上昇を招き
発症リスクを高めてしまいます
非常に危険なことなので
注意をしていただきたいです。
デメリット③
あせもによる肌荒れ
子どもはとっても汗っかきです
暑すぎてしまうと
おなかや背中にたくさん汗をかき
あせもになってしまいます
あせもが発生すると体がかゆくなり
睡眠も阻害されてしまいますし
かきむしることによって
肌荒れにもつながります
おなかや背中に手を突っ込んで
たくさん汗をかいている場合は
温め過ぎなので
調整するようにしてあげてください
冷えすぎや病気の兆候を見分けるポイント
〇おなかの温かさ
36℃よりも体温が低い状態を
低体温と呼びます
簡単な判断基準としては
手足が冷たくても
おなかや背中が温かければ大丈夫です
太ももまで
すべて足が冷えてしまっているとなると
それは寒すぎてしまっているかもしれません
また、おなかや背中まで
冷えてしまっている場合は
低体温の可能性があります
〇唇や爪の色
これは寝ているときには
確認しづらいですが
朝起きたときに
唇や爪が青紫色になっている場合は
チアノーゼになってしまっています
体が冷えすぎてしまっているサインなので
体調が悪くないかよく観察し
就寝環境を見直してみてください
気になる場合は
小児科の先生に相談してみてください
〇体を縮こめて泣く
子どもが「寒い!」と言っているときは
もちろんのこと
まだ話せない赤ちゃんでも
体を縮こめて泣いているときは
寒い可能性があります
他にも赤ちゃんが泣くには
何かしら原因があるので
・気温や湿度
・おなかが減ってしまったのか
・オムツを替えてほしいのか
・寝たいのにうまく眠れないのか
・睡眠環境
・スケジュール
を見直してみてください。
子どもの手足が冷たいと
びっくりしてしまうことも
あるかもしれませんが
特に2歳未満の子の場合は
体温調節機能が未発達なことが
影響している可能性が高く考えられます
もちろん、本人が寒がっているときは
パジャマや室温調節などで
しっかり対応してあげてくださいね